漂流しエジプトに定着してしまったイスラエルの民。
神はこの選ばれた民の大集団をカナンへ連れ戻すためモーセ(引き出すの意)によってシナイの荒野へと導かれた。
或る時、従者と共に山に登り「光の源」なる神ご自身の「肖像画として十誡」を與えられた。(出エジプト記31:18)参照
ところが、最も尊い神ご自身の指で刻まれたこの二枚の石の板を投げ捨て破壊してしまったのです。
その詳細は出エジプト記32章にその惨状が画かれています。
◆アロンの杖の二様
権威の象徴として神から与えられた一本の杖。モーセの兄アロンに神は言われた。”あなたの杖を取ってパロ王の前に投げよ”と。
命ぜられた通りにその杖をパロと家臣たちの前に投げると、それは蛇になった。(出エジプト記7:10)
又、ヤコブの十二人の息子たちは、それぞれの部族の長として一本の杖が与えられていた。
しかし族長ルベンが祭司権について不満を持ち抗議した。神はその祭司権を立証するために言われた。十二部族の長の名を杖に記し「証の箱」の前に置くように言われた。(民数記17:1〜10参照)
翌日モーセは幕の内へ入って行った。
すると見よ!レビの家のアロンの杖から芽が出て、つぼみを付け、花を咲かせ、アーモンドの実を結んでいた。
◆マナの二様
イスラエル全集団はエリムから出立し、シンの荒野に着いた。
彼らはその荒野でモーセとアロンに対してつぶやいた。(詳細は出エジプト記16章に)
その時、神はモーセに言われた。
「わたしは今あなた方のために天からのパンを降らせる」民は出ていって毎日その日の分を集めなければならない。かくして荒野での四十年間もの間民の誰もがこれで養われました。
ところが旧約聖書の箱の中には二枚の石の板、すなわち律法だけがありました。
しかし、新約のヘブル人への手紙では、二つのもの、つまり隠されたマナの芽を出した杖が付け加えられている。
尚又香壇も聖所から至聖所へと移されているのです。(検証ヘブル9:3〜4参照)
◆隠された箱と、その中の三種の秘められた霊的意味を知って経験することを神は示唆しておられる様です。
●参考として、(A)金のつぼの中のマナについて黙示録三章二十節に「我、戸の外に立ちて叩く、人もしその声を聞きて戸を開かば、我その中に入り彼と共に食せん」と。又二章十三節には勝利を得る者には「隠されたマナを與える」と荒野で全ての人が食した公のマナと。
位置的に幕に入り。聖所に進み。更に至聖所の中に進み。
箱の中の金のつぼの中にあるマナにあずかりたいものです。
●参考(B)五月になると日本では皇室で様々な礼が行われますが、事の正否は別として神社の形態と諸々の事項が旧約聖書に見られる極彩色の絵巻を観覧しているようで興味津々と言ったところです。

