ユーフラテス、チグリスの大河にうるほされた肥沃な三日月形の地帯。メソポタミヤ古代文明の発祥地である。
世界七不思議の一つ”空中庭園”の跡があり、この地に住む人々がノアの大洪水の後、再び水害から免れようと高層建築を企てた。しかし神の干渉によって中絶してしまった。(詳細:創世記11章参照)その高さ全高98.5m。現代廃虚の跡は虚大な縦穴となっている有名なバベルの塔。
その建設と崩壊の様が創世記11章にわずか1/2ページで記されている。
当時の言語は一つしか無かった。材料は石の代わりにレンガを焼き、初めてレンガ造りの建築であった。その四節「さあ、町と塔を建てて、塔の頂(いただき)を天に届かせよう。そして我々は名を上げて、全地の面に散らされないようにしよう」。と彼らは言った。
しかし「神は下って行って、彼らの言葉を乱し、互いに言葉が通じないようにしよう」。
こうして、神はそこから全地の面に散らされたので、彼らはその町を建てるのをやめた。
故に、その町の名をバベルと呼ばれた。神はことばを混乱させ、人々を全地に散らされた。
◆バビロンの生いたち
アダムから十代目の人。ノアは世界審判なる大洪水から家族と共に救い出され、三人の息子セム、ハム、ヤペテ。ハムは父の裸を見て外に居た二人の兄弟に告げた。そのハムに”クシ”が生まれ、三代目の”ニムロデ”、彼は最初の勇士となり、また最初の反キリストの予表ともなった。
彼はバビロニヤ、アッスリヤの伝説の高祖であり、権力ある英雄的な存在で、バビロンやアッスリヤの都市を建設者とされている。バベルは人が神に反逆し、偶像を拝み、自己を高く上げることの起源となった。(創11:9)
~これらの原則は。~
”人のものを、神のもの(みことば)と混合させる”ことで、黙示録十七章には大淫婦として描かれている。その結論はエレミヤ25:11~12に明記されている。既に歴史に見られる。「この世(地)全体は荒れ果、荒廃し・・・それを永遠の廃墟とする」又、その歴史的な事実として実例が歴代史下36:6~7。エヅラ1:11に記録されている。
◆二つのバビロン(宗教的バビロン)
大艱難の中で「倒れた!大いなるバビロンは倒れた、怒りを招くみだらな行いのぶどう酒を飲ませた者!」黙示録14章8節。これは黙17:2~6節にあるローマ・カトリックを指し、ぶどう酒は霊的淫行を言う。
もう一つは物質的バビロンを指し、黙18:1~24に天使は、力強い声で叫んで言う。「倒れた!大いなるバビロンは倒れた!・・・すべての国民は彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たち、商人たちは、極度のぜいたくによって富を築いたからである。」
これらの事は、キリストの再臨の時に起こり、ローマの都が、表徴するこの世が崩壊に至る。
◯註:詳細は福音書房刊、新約聖書啓示録から。
◯特に、(14章と18章二つのバビロンの註解)
◆天からもう一つの叫び(黙示録18章4~9節)
「わたしの民よ!!彼女から離れ去れ<出でよ>」その罪に加わったり、その災いに巻き込まれたりしないようにせよ」。
彼女の罪は積み重なって天にまで届き、神はその不義を覚えておられるからである。
・・・彼女がおごり高ぶって
ぜいたくに暮らしていたのと、
同じだけの苦しみと悲しみを与えよ。・・・
それ故、一日のうちに、様々な災いが。
死と悲しみと飢えとが彼女を襲う
又、彼女は火で焼き尽くされるであろう。
彼女を裁く神は、力ある主だからである」。
彼女と淫行を犯し、ぜいたくに過ごした地の王たちは彼女が焼かれるのを見て、彼女のことで泣き、嘆き悲しみ・・・
※註。ここで言われている淫行と、そのぶどう酒については霊的解釈
◆神を畏(おそ)れ、その栄光を帰せよ!裁きの時が来た!
