韓国旅行中、バス車内で見かけた看板。
ハングルではない漢字で”身土不二”奇異に感じ、たずねてみると、葬儀屋の看板であった。
聖書の冒頭、創世記三章17節に神が人祖アダムに言われた言葉がある。それは「人と土」との関係について。
あなたは妻の声に聞き従い、わたしが命じて「その木から食べてはならない」。と言った木から食べたので<土地>は人の故に呪われる。
あなたは一生労苦して食を得る!
<土地は>あなたに対して<茨>と<あざみ>を生へ出させ、あなたは野の菜類を食べる。
あなたは額に汗してパンを食べ、遂に土に
帰る。あなたは土から取り出されたからだ!
あなたは”ちり”だから、ちりに帰る
註・ヘブル語で<aDaM>は赤い土を意味する。
◆人は土の器
神は創造週の六日目に人を創造されました。
「神は言われた。神は自分のかたちに(内側)、我々に”型取って”(鋳型)人を造り」と創世記2:27に。
その創造目的は、最高の傑作として、その中に<霊>なる神が核となり、入るために<器>として創造された。
ところが、その器の中に”サタン”が先走りして神の入られる前に入ることに成功してしまった。故に、エデンの園から人は追放されて、後楽園や偕楽園ならぬ失楽園と成ってしまった。
新約時代に入って、使徒パウロは第二コリントの人々に送った手紙の四章十七節には、私たちはこの宝を土の器の中に持っています。と言い、正に価値の無い、実にもろくて、こわれ易い土からなる肉体!と言っている。
※参考:人の肉体の元素と土の要素など63品目の無機質。ほか有機質、酸素、炭素、水素、窒素、約80%の水、蛋白質、カルシウム、人の体は、これらの元素が有機的に結合して完成されたもので、これらは又地球の一番外側の層の中に見られる。と地質学者は言う。
◆旧創造〜新創造:アルファ〜オメガ
<器>は、中身が何であるかによって本来の意味を持つ。空っぽの器は貧しく空しい。空の空一切は空(クー)である。とソロモン王は言った。
人は皆サタンが入った器で、毒され賞味期限があり。必ず死を避けられない時が訪れる。
どんな大企業のオーナーであろうと、華やかなスポーツ選手、有名なタレントも路傍の人と同じに必ず死に至る。
聖書の66巻の初めから巻末まで、肉と成った腐敗する人を始め、天も地も新天新地に。復興する流れが一貫して見られる。
・天と地その中の万物・・・新天新地(黙21:22)
・第一のアダム・・・第二のアダム(IIコリント15:45)
・イスラエル(選民)の民・・・召会(世から召し出された人々)エペソ4章
・古い都・・・新エルサレム(黙21:22章)等々!
私たちの外なる人が朽ちていっても。内なる人は、日毎に新しくされていく。割礼も無割礼も重要ではありません(IIコリント4:16)
重要なのはただ新創造です。ガラテヤ6:15